改定案の修正について
先日のお知らせに対して多くのリアクションを貰い自分の思慮の浅さを反省しております。そこで改めて改定案を再提出させていただきます。ふらふらして誠に申し訳ありません。また変わるかもしれません。
私は「強い」を公式準拠にしたいと思って今回の改正案を発表しました。最高レートが高いことも勿論素晴らしいことだと思いますが公式が結果として認めているのはあくまで「シーズン最終結果」なのです。それ以外の評価基準はローカルなものでしかないと思います。擁護として「滝ポケを目標にするのはおかしい」という声が多数出ましたがその通りだと思う反面、公式と滝ポケの評価基準が違うためにあがっている声だとも思いました。そういう意味で滝ポケが公式に目標の方向性を揃える、つまり大は小を兼ねることでプレイする側も一本化した「”上位”を目指す」という目標を持ちやすくなり、滝ポケを気にせずプレイできる改定だと考えていました。これが今回の改定の前提です。
しかしながら反対意見も多くありました。内容としては「滝ポケはデータべースとしての性能を重視してほしいから多くの記事を拾える最高レート準拠にしてほしい」「最高レート2200越え最終1900の構築は載せてもらえないのか」「せっかく強い人も最終で結果が振るわなければ”構築記事”の執筆意欲が下がってしまう」といったものです。ボクはこれに対して「最高がいくつだろうが公式が最終のみしか評価してないので、そういった構築はそもそも”強い構築”には該当しない。したがって滝ポケには載せない」という一蹴する反論も考えました。レートを大会に無理矢理変換して考えると最高レートというのは予選成績あるいは連勝記録に置き換えられると思います。要するに中間成績ということになります。予選でどんな経過を踏もうと大会の結果は入賞のみ見られます。予選を全勝で抜けて本戦で敗退した人よりも、ギリギリで予選抜けしても最終的に優勝した人のほうが評価される世界です。しかし現実問題、瞬間であってもレート2200に乗った構築が弱いのかと言われれば歯切れが悪いです。というのもボク個人的な考えは以前サブブログでも記載しましたが最高スコアもそれはそれで一定の価値はあると考えているからです(サブブログ)。なので前述のような最終結果が悪くても最高スコアが高い構築をデータベースである滝ポケが見捨てていいのか”といった声は頭を悩ませています。
今回の改正は
強い :最終=最高
弱くない:最終<最高
(ここに最終500位を設定した)
強くない:最終=最高
弱い :最終<最高
とするものですが、以上のデメリットを克服できていません。
さて話の決着を見る前に少し触れておきたいことがあります。滝ポケが内包する二つの性質の話です。滝ポケの狙いは以前から構築記事の網羅であると謳っています。これがデータベースとしての性質です。しかしながら今回の改正案はそれと真逆を辿る所謂ランキングとしての性質を重視した形になっています。ランキングとしての性質を象徴するのは「滝ポケをモチベーション(≠目標)にしてレートをやっている」「滝ポケがレート勢の目標の”一つ”になっている」といった声です。対してデータベース派は「ランキングであればPGLを見ればわかるのでデータベースとしての性質を重視するべきだ」と反論しています。今回は前提として公式と評価基準を一本化することが目的なので、結果的にランキング性質に寄せた改定となってしまい、上で述べたような不満が出ています。しかし逆にデータベースとしての性質に特化させようとすると、画像紹介ラインも撤廃され最終1位から低レート帯の記事まですべてを平等に扱うことになります。こうなってしまうと「滝ポケに載るのをモチベにしてたので下位まで載ってしまうとやりがいがなくなって困る」という逆方向からの不満が上がります。そしてなにより今までの滝ポケはデータベースを志向しながらも最低2000~という下限が設定されているがために、上位の構築しか載せてもらえない・載ることが名誉ある・冒頭で述べたような強い構築に限定したまとめのように、ランキングとしての性質を不本意ながら持っており、そのわりにデータベースとしての性質を象徴するかのように最高レートを評価基準にしているという矛盾を抱え、両方の性質を中途半端に帯びていたことになります。正直どっちも理解できます。ここまでの話を整理すると
○ランキングとしての滝ポケ
・最終結果を評価基準にすることが可能なので公式と目標の方向性を一本化できる(前提条件)
・載ることが嬉しいので、それをモチベーションあるいは目標の一つにして頑張れる
・載る人視点になりがちで、載る構築記事が減ってしまう(執筆意欲の低下や記事の上限アリ)
○データベースとしての滝ポケ
・利用者視点になりがちで、より多くの実力のある構築を拾うために最高レートを評価基準にせざるをえない
そこで両方のデメリットを解消する折衷案を思いつきました。これが今回のオチになります。
「下限を撤廃する」
これに尽きます。これで現在まであげた不満は大体解消されるはずです。
従って先日の改定案では
>2.構築記事のソート
>・現在「最高レート」順となっているが、これを「最終順位」順とする。
>
>3.掲載記事の下限について
>・最終順位500位を下限とし、画像を用いたパーティ紹介は最終100位までとする。
となっていましたがこれが
・ソートは最終順位にする
・下限を撤廃する
・最終100位までを従来の画像紹介
・最終500位までをミニアイコン
・それ以下をテキストのみとする
に改めます。
こうすることで前提として掲げていた公式と方向性が同じの評価基準を達成しつつ、データベースとしての性能を実現できるかと思われます。勿論最高2200最終1900のような記事も拾うことが可能になります。そしてランクインの位置によって待遇(画像の有無)を変えることで、それぞれの競争心も多少は維持できるかと思います。
まとまりませんが今回はここまでとなります。
またこのほかに「サブロム勢が有利になってしまう」という不満を頂きましたがそれは普通の公式でも同じことですし、そもそも滝ポケに載るのに有利とか不利とかは意識してほしくないです。公式で最終結果で上位に入るためにはサブロムある方が有利なので必要であれば自分で買ってください。むしろこの公式の評価基準と有利不利の条件が揃うというのは今回の改定からすれば願ったり叶ったりです。
(あまり自分で滝ポケという用語を使うのは気恥ずかしいのですが読みやすさを重視したいので許してください)
以上
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